先日の「駐車場の掃除」に引き続き、今回はくたびれたサイクルドームを新調します。
シート自体はまだへたりきっていないので雨漏りはしないのですが、フレームの接合部とかは錆が進行して所々にボロが出始めています。

特に地面に近い位置になるフレームは痛みもひどく、開閉部のパイプはこんな感じで抜け止めピンも溶けて無くなっていますね...orz

シートも下の方は苔が...

ちなみにこのサイクルドームは約5年の使用で1回カバーシートを貼り替えましたが、値段の割にしっかりしているし、コストパフォーマンスは良いと思います。

それでは新しいサイクルドームの準備も出来たので、今まで使ってきたサイクルドームを撤去していきます。

まずはカバーシートを取り外します。 これは張り替えも経験しているので案外簡単に取り外す事が出来ました。

今まで使っていたカバーシートもこうやって見ると紫外線で色落ちしているし...結構へたっていますが、この状態でも雨漏りも無いのでかなり優秀です。

表地は僅かに粉吹いたようになっているので裏地が表になるように丸め、ゴミ袋に入れます。
(自分の地域ではこのような物も“燃えるゴミ”として出せるので助かります)

でっ、骨組みのパイプも分解して撤去準備完了です。
バラしたパイプ類は資源回収として、あるルートで処理して貰えるのでそちらにお願いする予定です。

では新しいサイクルドームの梱包を開き、まずは組立手順の確認。
以前に比べて組立が簡略化されてますね。

でっ、数量チェックリストも全て「OK」にチェックが入っており、まず問題無いと思うので組立を始めます。

でっ、組立を進めていくと...あれ?

本来、同じ長さの物が2本無くてはいけない部品が長さ違いで入ってる...
( ̄□ ̄;)!!
えっ? 一体、どういう事?!

....まぁ、この長さの違うパイプを見た瞬間にすぐに原因は解ったんですけどね。
サイクルドーム自体はサイズが2種類あり、前方のフレームを固定するこのパイプはサイズに合わせて2つの長さがあるんですが、今回はこの2種類のパイプがそれぞれ1本ずつ入ってしまったと言う訳です。
まあ、製造~パッキングを中国でやっている製品なのでこんな事もありますよね。

いくらチェックマークがされていても本数があればチェックされる訳で、長さまでは書いてありませんから...それは仕方ないです。
まぁ、日本国内でもこんな事やる企業はありますし。

とりあえずパイプは片側だけ付けてカバーシートを取り付けます。
カバーシート自体もフレームを固定する働きがあるので何とかなります。

部品の欠品に付いては写真付きで販売店にメールしておけば後日不足部品を送ってくれますしね。(o゚▽゚)

しかし...やっぱりこのシートは化学薬品臭いなぁ~
組み上げて半日くらいすれば匂いは抜けるんですけど、やっぱり慣れないなぁ~
(´Д`)

でっ、組み上げて気が付いた事は、天井部分の生地がターポリンのような厚手の生地になってます。
これは繰り返しの開閉で痛むのを低減させるための対策かな?

一番最初のシートカバーはペラペラで、次に張り替えた時はちょっと厚手になっていて、今回は天井部分が補強されている。
さすがコミネ!!日々進化してます。

そんな訳で、1つ部品が足りませんが何とか形になりました。

色々とありますが、コストパフォーマンスやメーカーの取り組みを考えるとこのサイクルドームはお勧めできると思います。
ただし中国での製造、パッキングであると言う事を理解し、部品不足に憤慨しない人向けですね。